貯蓄預金のデメリット

貯蓄預金にはメリットがある反面、デメリットもあります。まず、貯蓄預金口座を給与・年金の自動受取り口座や、公共料金の自動支払い口座に指定することができません。ですから、家計管理の口座として銀行を利用したいなら、普通預金口座を開設しなければいけません。そうなると、両方の口座にお金を預け入れなくてはいけないので、面倒臭いと感じることでしょう。

しかし、それは貯蓄預金の「スイングサービス」というサービスを使えば解決できます。これは、普通預金と貯蓄預金の口座間でお金を振り替えることができる内容になっています。そのため、給与を普通預金口座に振り込んでそこから決まった金額を貯蓄預金に振り替える、という使い方をすれば積立預金のようになるので、貯金が苦手な方でもしっかり貯めることができます。ただ、スイングサービスは手数料がかかる場合もあるので、確認しておきましょう。

2つ目は、状況によってはとても金利が低くなる可能性があるということです。預金残高が多いほど金利が高く付く金額階層別金利は、残高が多ければメリットになりますが残高が一定金額より少なくなると、普通預金金利と同じくらいかそれよりも低い金利になってしまうことがあります。その場合は他の金融商品を利用した方がお得になるので、わざわざ貯蓄預金をする意味がなくなってしまいます。また、金利が高くなるといっても預けるお金が少なければ数十円くらいの違いにしかならないので、あまり魅力を感じない人もいます。

しかも、近年はネット銀行が普及してきており、通常の銀行預金より高い定期預金金利が適用される定期預金や、短期間で金利が得られる定期預金などが販売されているので、わざわざ貯蓄預金をしなくてもお得に預ける方法はいくらでもあるのです。ですから、現在、貯蓄預金は中途半端な位置づけになっており、金融機関側でも様々なサービスでアプローチして貯蓄預金の魅力を伝えています。


CONTENTS

貯蓄預金を利用しよう

  1. 貯蓄預金のメリット
  2. 貯蓄預金の種類
  3. 貯蓄預金とは
  4. 貯蓄預金のデメリット
  5. 貯蓄預金を扱う金融機関
  6. 金融商品の選び方
  7. 貯蓄預金の活用方法