貯蓄預金を扱う金融機関

貯蓄預金に関心を持ったので、金融機関に行って話を聞いてみよう、と思った方もいるかもしれません。しかし、実は金融機関によって貯蓄預金を扱っていないところもあります。私たちの身近にある、都市銀行や地方銀行など民間の金融機関は、昔からある商品を継続して販売する傾向があるので、多くの金融機関が貯蓄預金を扱っています。一部の都市銀行では「スーパー貯蓄預金」、ゆうちょ銀行では「通常貯蓄預金」というような名称で販売されているため「これって貯蓄預金のこと?」と混乱するかもれませんが、これらは貯蓄預金です。

金融機関の中には有利な金利設定をしていて、預入れるとお得な貯蓄預金も販売されているのですが、現代の金利情勢から普通預金金利と同じくらい低金利が適用されているところも多くあります。そのため、“貯蓄預金=中途半端な金融商品”というイメージを持たれがちなので、一般的には普通預金や定期預金の方が需要があります。ですから、東京スター銀行や新生銀行といった2000年以降に創設された金融機関では扱われていません。

また、セブン銀行・イオン銀行など身近にあるスーパーが参入してきた銀行や、ジャパンネット銀行・じぶん銀行などここ数年で普及しているネットバンクと呼ばれるインターネット専用銀行でも取り扱いがありません。インターネット銀行は金融商品全体的に金利が高く、今勢いに乗っている機関なので扱われていても良さそうですが、効率性が重視されるため需要の低い貯蓄預金は扱われないのです。ネット銀行最大手の住信SBIネット銀行でも販売されていません。

そう考えると、少し寂しい気もしますが、貯蓄預金を扱っていないこれらの金融機関では貯蓄預金より高金利の預金商品や、短期間で高い金利が付く円定期預金を販売しています。インターネットの普及と、こういった魅力的な商品の増加により貯蓄預金を扱う金融機関は減っていってしまうかもしれませんが、あえて貯蓄預金に高い金利を付けて集客の目玉商品としている地方銀行などもあるので、近くの金融機関のホームページなどで確認してみると良いかもしれません。


CONTENTS

貯蓄預金を利用しよう

  1. 貯蓄預金のメリット
  2. 貯蓄預金の種類
  3. 貯蓄預金とは
  4. 貯蓄預金のデメリット
  5. 貯蓄預金を扱う金融機関
  6. 金融商品の選び方
  7. 貯蓄預金の活用方法